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オーラルアプライアンスの製作

【読み】:おーらるあぷらいあんすのせいさく
【英語】:oral appliance manufacturing method
【書籍】: 臨床のためのオーラルアプライアンスガイドブック
【ページ】:12

キーワード解説:

 オーラルアプライアンスの製作方法は、大きく分けて3つある。オーラルアプライアンスには多くの種類が存在するため、装置の目的や状況に応じて以下のように作り方を使い分ける。
直接法:筆積法などの、即時重合レジンを用いて直接口腔内にて装置を製作する方法。少数歯の即時義歯や咬合床、装置の修理に用いられる。
間接法:患者の口腔外で装置を製作する方法。舌接触補助床などに用いる加熱重合では、可撤式義歯などと同様に、レジンなどの熱可塑樹脂と作業模型、咬合器などを用いて製作される。マウスガードなどに用いるサーモフォーミングでは、熱可塑性樹脂でできたシートを成形器にて熱をかけて成形する方法で製作される。
直接・間接法:サーモフォーミングにて歯に接するベース部分を製作後、咬合面に即時重合レジンをもってから口腔内に装着し、噛ませて重合後に形態を整える方法。