キーワード
キーワード解説:
クルクミンは、ウコンなどに含まれる黄色い色素成分で、ポリフェノールの一種。おもにスパイスや食品に使用する食品添加物(着色料)として用いられてきたが、現在では、抗腫瘍作用、抗酸化作用、抗アミロイド作用、抗炎症作用をもつことが明らかになっており、医学的利用の可能性が指摘されている。
歯科領域への応用としては、クルクミンが Porphyromonas gingivalis(P.g.菌)の産出するタンパク質分解酵素ジンジパインの作用を阻害することから、歯周病の炎症抑制効果が期待されている。