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dual zone socket management technique

【読み】:でゅあるぞーんそけっとまねじめんとてくにっく
【英語】:dual zone socket management technique
【書籍】: Quintessence DENTAL Implantology 2020年 No.3
【ページ】:72

キーワード解説:

 dual zone socket management techniqueとは、Chuらが提唱した、おもに抜歯後即時埋入と暫間補綴装置の装着を行うimmediate tooth replacement therapyで用いられるテクニックのひとつ。
 テクニック名にあるdual Zoneとは、抜歯後即時埋入において影響を受けやすい2つのゾーン、つまり(1)インプラント体上部もしくは骨辺縁より根尖側のbone zone、(2)インプラント体上部より歯冠側のtissue zoneを指す。この2つのゾーンは抜歯により幅径の変化、凹み、退縮などを起こし、インプラント周囲組織の変色などの審美的なトラブルとなりやすい。
 本テクニックは歯槽骨幅およびインプラント周囲軟組織の厚みの減少の防止、さらに歯槽骨幅およびインプラント周囲軟組織の厚みの減少によるインプラント周囲組織の変色を結合組織移植を行うことなく防止することを目的としており、結合組織片の採取および移植が行われないため外科的侵襲が少なく、審美的な結果を得ることができるという特徴がある。術式としては、①フラップレスによる抜歯、②抜歯窩へのインプラント埋入、③唇側骨とインプラント体のギャップおよび歯肉辺縁部への骨補填材の使用、④補綴的ソケットシーリングが行われる。