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キーワード解説:
無歯顎患者の上顎において、本来天然歯があったアーチフォームを考察するために大野建夫が考案した方法。上顎が無歯顎になると、多くの場合、顎堤は内側へ向かって小さくなる。対して下顎が無歯顎になった場合は高度顎堤吸収症例を除けば基本的にアーチフォームは変わらずに顎堤は下方へ吸収する。等脚台形法では、アーチフォームが変わらない下顎を計測して等脚台形を描き、その等脚台形を上顎へ転写することで、本来天然歯があったアーチフォームを考察することができる。