キーワード
キーワード解説:
歯の元となる歯胚が本来の位置とは異なる位置にあったり、明らかに萌出方向が異なったりしている状態。放っておくと、変なところから歯が生えてくる、他の歯に引っかかって出てこなくなるといった可能性がある。他の歯の歯根を吸収してしまうこともあるため、早期発見が必要である。
歯胚の位置に異常がないかを確認するため、前歯部交換期終了までにパノラマエックス線撮影検査を行うことが必要となる。特に発育に左右差が見られるような場合や生えてくるのが明らかに遅い時は、積極的に撮影することが望ましい。