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クロップファクター

【読み】:くろっぷふぁくたー
【英語】:crop factor
【書籍】: デンタル・ビジュアライゼーション
【ページ】:218

キーワード解説:

 クロップファクターとは、レンズの焦点距離とカメラのイメージセンサーのサイズとの関係を説明するために使用される用語である。同じ焦点距離のレンズを異なるセンサーサイズのカメラボディに装着し、それぞれ同じ距離から被写体をとらえた場合、センサーサイズがより小さいカメラのほうが撮影される範囲(画角)が狭くなる。これは、より小さなサイズのイメージセンサーが大きなサイズのイメージセンサーでとらえる範囲の中心を切り取って(crop:刈り込む、切り取るといった意)いるために生じる現象であり、同じ焦点距離のレンズであればそれ自体が結ぶ像の大きさは同一である。クロップファクターは、一般的にレンズをフルサイズセンサーのカメラボディに装着した場合を基準とした焦点距離の倍率として示され、フルサイズセンサーで1.0、一般的なAPS-Cフォーマットのカメラで1.5、キヤノンのAPS-Cフォーマットのカメラでは1.6とされる。