キーワード
キーワード解説:
ガッタパーチャの填入されたカートリッジをポータブルヒーターで加温し、専用シリンジで根管内にガッタパーチャをインジェクションするシステム。ポリマー分子の直鎖をコントロールすることにより、ガッタパーチャの溶融温度と流動性を自由に調整できる。この分子連鎖の短縮は溶融点と流動性に影響するだけでなく、冷却時の体積収縮も減少させる。このことにより、ウォームガッタパーチャテクニックでは避けられない、硬化時の収縮を最小限に留めることが可能になった。そして、充填時に持続して加圧し続けられるというインジェクションシステムの利点を活かすと、硬化時のガッタパーチャの収縮は十分に補填できると捉えている。