キーワード
キーワード解説:
ICDASフォトパネルは、う蝕進行度を診査するために用いる。う蝕検査表とエックス線診査表があり、(一社)日本ヘルスケア歯科学会が作成した。
う蝕検査表には、口腔内写真とともにそれに対応するICDASコードが掲載されており、患者説明時には、このう蝕検査表と患者の口腔内写真と対比して説明することによって、医療者と患者間でのう蝕についての情報共有がしやすくなる。
エックス線診査表には、デンタルエックス線写真とともにそれに対応するXRという0~5の6段階で表記するエックス線診査コードが掲載されている。なお、XRとは、『Dental Caries』(著・Fejerskov O、Kidd E)内のMejare I考案の診断基準を一部修正したものである。