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キーワード解説:
歯槽堤保存術の1つで、硬組織および軟組織の保存を行う方法。抜歯時にフラップを翻転することなく、硬・軟組織を再生、保存することを目的として行う。適応となるのは、軟組織欠損の有無にかかわらず、小さな唇側の骨欠損(唇側骨板の50%以下の欠損)や、4~6か月後にインプラント埋入を行う際の前処理、従来型ブリッジポンティック部位である。本術式のために用いる材料は、移植材および自己組織(CTG/FGG)であるが、抜歯窩の封鎖は結合組織の代わりにコラーゲンマトリックス(Mucograft)を用いて行ってもよいとされている。