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上顎洞CMI固定の分類

【読み】:じょうがくどうしーえむあいこていのぶんるい
【英語】:classification of maxillary sinus CMI fixation
【書籍】: Quintessence DENTAL Implantology 2021年No.4
【ページ】:101

キーワード解説:

 Heoが提唱した、インプラントの頚部=C(Cervical)、中央=M(Middle)、先端部=I(Inferior)のどのエリアでインプラント体が既存骨に固定されているかによって、上顎洞底挙上術の有無と術式(歯槽頂アプローチ/側方アプローチ)を選択するための分類。
 クラス1~4の4つに分けられ、「クラス1」はCMIすべてのエリアが既存骨に包まれており、通常埋入に該当するため上顎洞底挙上術は行わない。「クラス2」はCMI固定であるがインプラント先端部が上顎洞内に少しだけ突き出しており、骨移植を併用しない歯槽頂アプローチとなる。「クラス3」はCM固定の歯槽頂アプローチであり、骨移植を併用する。「クラス4」はC固定の側方アプローチが必須な状態である。