Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

キーワード

編集部が厳選してお届けする歯科関連キーワードの一覧ページです。会員登録されると、キーワード検索機能が無料でご利用いただけます。会員登録はこちら≫≫≫

定量的可視光誘起蛍光法

【読み】:ていりょうてきかしこうゆうきけいこうほう
【英語】:quantitative light-induced fluorescence
【書籍】: DXが加速する口腔内スキャナー完全ガイド 2022/2023
【ページ】:107

キーワード解説:

 定量的可視光誘起蛍光法は、歯面に可視光を照射することによりエナメル質初期う蝕検出を行う検査法のことである。歯に青色光や紫色光を照射すると、健全歯質と比較し、う蝕病変の場合は蛍光画面上暗く見える。同時に、う蝕病原性細菌からの代謝物ポルフィリンは光機能性を持ち、光で隆起されると赤の蛍光を発する。これらを分析することにより、う蝕病変の存在と進行に関する情報を得ることができ、口腔内スキャナーの機能のひとつとして用いられている。