キーワード解説：

　日本ヘルスケア歯科学会が作成したエックス線検査の診断コード。新しいう蝕診断方法である、ICDAS（International Caries Detection and Assessment System）と併用することにより、う蝕病変の進行状態を適切に表現することができる。XRは０から５までの６段階で表現され、ＸＲ０は透過像なし、ＸＲ１はエナメル質外側1 / 2 までの透過像、ＸＲ２はエナメル質内側1 / 2 に達するがエナメル-象牙質境を越えない透過像、ＸＲ３はエナメル-象牙質境を越えているが象牙質内で拡大していない、ＸＲ４は象牙質外側1 / 2 までの透過像、ＸＲ５は象牙質内側1 / 2 を越える透過像を表している。