キーワード
キーワード解説:
2021年に水口・Salamaらが発表した軟組織の水平的なボリュームを増やすための新テクニック。インプラント埋入術の二次手術において、指手で硬く丸めボール状にしたコラーゲンマトリックスを、減張切開によりスペースメイキングしたフラップ内に填入し、フラップを根尖側に移動した状態で縫合する。マテリアルには、ムコグラフト、アビテン、フィブロガイドを使用。本テクニックは組織採取の必要がなく、インプラント埋入二次手術時に実施できる低侵襲な面において、出血や術後疼痛の増加などのリスクがある自家組織の採取・移植に対し、有効なテクニックである。