キーワード
キーワード解説:
ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)によるガイドラインでは、歯科診療後の汚染器材においてはリスク評価と分類をしなければならないとしている。このうち、汚染度が高く血液の付着がある場合(疑われる場合)は「クリティカル」と分類される。さらに、汚染状況が目視確認可能な場合はA、目視確認不可な場合(中空構造の器材)はB、滅菌不可な場合はCに区分し、次のように再生処理を行う。
●クリティカルAに分類した器材は、ウォッシャーディスインフェクター(WD)が推奨、高圧蒸気滅菌が不可欠である。
●クリティカルBに分類した器材は、WD、高圧蒸気滅菌が不可欠である。
●クリティカルCに分類した器材は、再生処理には適さないため、ディスポーザブルで対応する。