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乳幼児歯科健診

【読み】
【英語】
dental checkups for infants
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2022年10月号
【ページ】
94

キーワード解説

 乳幼児について、母子保健法で、市町村には1歳6か月児および3歳児に対して健康診査(健診)を行う義務があり、その他の乳幼児に対しても必要に応じ健診を実施し、また、健診を受けるよう勧奨しなければならないと定められている。
 1歳6か月児および3歳児に対する健診の内容は厚生労働省令に定められ、身体発育状況、栄養状況、精神発達の状況、育児上問題となる事項等とならび、歯および口腔の疾病および異常の有無等の確認が定められている。
 歯科健診には、市町村保健センター等で実施される形態(集団健診)と歯科医療機関等への委託による形態(個別健診)がある。ほとんどは集団健診によって実施されているが、一部の市町村では個別健診によって実施されている。