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ST分類

【読み】
えすてぃーぶんるい
【英語】
ST classification
【書籍】
サイナスフロアエレベーション アルティメットガイド
【ページ】
71

キーワード解説

 菅井が考案した、ラテラルウィンドウテクニックを安全に行うための難易度分類。
 上顎洞のCT画像を、以下の1~5の項目(1.上顎洞側方面観、2.洞底部の角度、3.洞底から内側角の形態・陥凹、骨窓を設ける部位の骨壁の厚み、4.隔壁の有無、5.骨窓を設ける部位の血管[後上歯槽動脈の走行]で分析することで、難易度S(Simple;易)と難易度T(Tough;難)に分類し、とくに困難なもののみを難易度ST(Super Tough;きわめて難)とする。手術の難易度と自分のスキルを評価し、自身のレベルに応じた症例を手掛けることで安全な治療が行える。