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低位舌

【読み】
ていいぜつ
【英語】
low tongue
【書籍】
続・プレオルソで子どもの歯ならびを治す!
【ページ】
15

キーワード解説

 口呼吸、弄舌癖、舌小帯が短いなどの原因により、舌が正常な位置(上顎に舌の先が付いている状態)よりも低い位置にある状態のことをいう。低位舌になると、上顎が狭窄して、正常な歯列形態を作るために重要なバクシネーターメカニズム(頬筋機能機構)が正しく機能しなくなる。そのため、「咬み合わせや歯ならびが崩れる」、「前歯が唇側傾斜して開咬状態になる」、「滑舌が悪くなり正しい発音ができない」などの問題を引き起こし、小児の体の発達・成長に悪影響を及ぼす。