キーワード
キーワード解説:
複数本のインプラント支持による最終上部構造を製作する際に、印象採得とは別にインプラントの位置関係のみを記録する作業。ベリフィケーションジグとも呼ばれる。最終上部構造に使用するマテリアルは、たわみが非常に小さいため、ごくわずかなズレによっても不適合を引き起こすため、ポジションインデックスの採得が推奨されている。具体的な作業としては、インプラント体に印象コーピングを連結後、金属フレームおよび最小限のパターンレジンで固定し、印象材を介さず口腔内からピックアップする。実際には、プロビジョナルレストレーションの製作段階で、金属フレームの製作をあらかじめ指示しておけば最終印象と同日にポジションインデックスの採得が可能である。ただし、その際ポジションインデックス用の印象コーピングは印象採得用とは別に必要となる。