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ホワイトニングと知覚過敏

【読み】
ほわいとにんぐとちかくかびん
【書籍】
歯科衛生士 2023年8月号
【ページ】
44

キーワード解説

 海外ではホワイトニング後に知覚過敏症状が発生したほうが、患者は効果が高いと実感し満足する場合が多い。一方、日本では知覚過敏症状が発生するとホワイトニングの満足度が低下する。
 ホームホワイトニング材の濃度と効果の関係を見ると、10%の過酸化尿素のホームホワイトニング材は高濃度のものと比較して知覚過敏症状が出にくい一方、ホワイトニング効果を得るのに時間がかかる。ただし、低濃度でも高濃度でも最終的なホワイトニング効果は同じである。