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歯槽基底論

【読み】:しそうきていろん
【英語】:apical base theory
【書籍】: 新 咬合論&咬合誘導論
【ページ】:202

キーワード解説:

 1923年にLündstom AFが発表した研究論文。この「歯槽基底論」によれば、歯槽突起部の下にある歯槽基底部は、歯が喪失しても変化せず、咬合に関係なくその個体がもっている成長、発育のポテンシャリティにしたがって変化し、咀嚼機能や矯正治療によって大きさや形を改造することはないとされている。つまり、歯列弓の大きさや形は歯槽基底から影響を受け、歯槽基底を越えて移動された歯は後戻りするという論である。