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膜内骨化

【読み】
まくないこつか
【英語】
intramembranous ossification
【書籍】
顎顔面成長の基本原理
【ページ】

キーワード解説

 膜内骨化は、間葉細胞が集中する骨格の中心部で始まり、そこで、間葉細胞は造骨細胞に分化する。造骨細胞は、類骨を合成し、類骨内では、カルシウムとリン酸イオンが濃縮され、ハイドロキシアパタイト結晶が形成される。最初に骨梁が築かれ、集まって、最終的にネットワークが形成される。造骨細胞と破骨細胞は、骨梁を形作り、結果的に、線維性骨から層板骨が生じる。その後、添加により膜性骨は成長する。頭蓋冠、顔面骨格、および、下顎骨、さらに、鎖骨骨幹部は、膜内骨化により生じる。