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コル

【読み】
こる
【英語】
col
【書籍】
乳頭再建
【ページ】
16

キーワード解説

 主に臼歯部にみられる歯間乳頭の特徴で、1959年、Cohenにより「頬側と舌側の角化組織のピークと近接する非角化または錯角化領域」と初めて定義された。歯間部コルはくぼんだ鞍状形態で、外側の歯肉を覆う上皮とは明らかに異なる薄い上皮(非角化)で覆われており、食渣やバイオフィルムなどが溜まりやすい。そのため初期の歯周病侵襲に対して脆弱な部位である。