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予防矯正と抑制矯正

【読み】
よぼうきょうせいとよくせいきょうせい
【英語】
preventive orthodontic and restraining orthodontic
【書籍】
子どものための機能的マウスピース矯正装置(
【ページ】
16

キーワード解説

予防矯正と抑制矯正は、どちらも小児期に行う一期治療に位置づけられるが、それぞれ目指す目的が異なる。予防矯正は早期の段階で原因となる因子を発見して改善することで、不正咬合の発症を防ぐ。一方、抑制矯正は発症後早期に治療を開始し、不正咬合の増悪を抑制することで、不正咬合の程度を軽減させる。抑制矯正では歯列の拡大や部分的な歯の移動、上下顎骨の成長抑制や成長促進、筋機能療法による口腔習癖の除去などが有効とされる。