目次
PART1 審美修復治療を成功させるために
Chapter1
審美修復治療をはじめるにあたって
[1] 機能優先の修復治療を経て
[2] 現代の歯科治療に求められるもの
1.審美性
2.機能
3.構造
4.生物学
[3] 審美修復治療に求められるオフィス環境
[4] 審美修復に必要な包括的要素
1.歯周病学(Periodontics)
2.歯科矯正学(Orthodontics)
3.インプラント(Implant)
4.咬合(Occlusion)
Chapter2
審美修復治療のための情報収集と準備
[1] コンサルテーション
1.審美修復治療は患者の希望ありき
2.患者の要望を正しく把握するためのコンサルテーションの工夫
[2] 審美修復治療のための包括的評価(1)
—エックス線的評価、歯周組織評価、構造力学的評価、機能評価—
1.エックス線的評価
2.歯周組織評価
3.構造力学的評価
4.機能評価
[3] 審美修復治療のための包括的評価(2)
-歯・顔貌の評価(審美的評価)-
1.顔貌の評価(Facial Evaluation)
2.口唇と歯の関係(Lip to Tooth Relationship)
3.歯列弓の評価(Arch Form Evaluation)
4.歯の評価(Tooth Evaluation)
[4] 審美修復治療に必要な前準備
1.ブリーチング
2.ポスト&コア
3.歯周処置
Chapter 3
審美修復治療の分類
[1] 審美修復治療に影響を及ぼす因子
[2] Kayの分類
[3] Yamazakiの分類 I・II
PART2 分類に基づいた審美修復治療の実際
Chapter 4
審美修復治療の方法および材料
修復方法・材料の選択
Minimal Interventionに基づくマテリアル&システムの選択
Class I コンポジットレジン修復
コンポジットレジン形成のポイント
フリーハンド法によるコンポジットレジン修復症例
コンポジットレジン修復の基本術式
Class II division I‐i ポーセレンインレー&オンレー
ポーセレンインレー&オンレー形成のポイント
CEREC 3を用いたインレー修復症例
ポーセレンインレー&オンレーの基本術式
Class II division I‐ii ポーセレンラミネートベニア
ポーセレンラミネートベニア形成のポイント
ポーセレンラミネートベニア修復の特徴的な症例
ポーセレンラミネートベニア修復の基本術式
Class II division II‐i オールセラミックス
オールセラミック修復における形成のポイント
1.IPS Empress/IPS e.max
2.GN-I/Aadva
3.CEREC 3
4.Procera
5.KATANA
6.Lava
Class II division II‐ii メタルセラミックス
金属焼付けポーセレン形成のポイント
メタルセラミック修復の長期症例
Chapter 5
Patient Type I の審美修復治療
Type I 補綴治療のみの患者
高度な審美性を達成させるためには、すべての患者をType I に分類でできる状態に整えなければいけない
部位別のコンポジットレジン修復
Case5-1 前歯歯間離開への対応(1)
Case5-2 前歯歯間離開への対応(2)
Case5-3 臼歯部咬合面のコンポジットレジン修復
CAD/CAMによるポーセレンインレー&オンレー
Case5-4 CEREC 3によりフレームを作製したインレーブリッジ
Case5-5 CEREC 3により反対側データを利用したポーセレンオンレー
ポーセレンラミネートベニアによる前歯修復
Case5-6 スマイルラインの改善
Case5-7 支台歯を生かした色調再現
Case5-8 矯正治療を伴わない前歯配列の修正
CAD/CAMによるオールセラミック修復
Case5-9 GN-I —マイクロリケージへの対応—
Case5-10 GN-I —漂白歯への対応—
Case5-11 CEREC 3 —破折歯の即日修復—
Case5-12 CEREC inLab —フレームワークへの適用—
Case5-13 CEREC 3 —コーピングへの適用—
各種オールセラミックスとポーセレンパウダーの選択
Case5-14 Empress II×エリス
Case5-15 Procera AllCeram×ヴィンテージAL(1)
Case5-16 Procera AllCeram×ヴィンテージAL(2)
Case5-17 Procera AllCeram×ノーベルロンド
審美性の高いメタルセラミック修復
Case5-18 メタルセラミックスによる審美的クラウン
keypoint
臼歯部咬合面にコンポジットレジン修復を行う場合のルール
最新器材による治療時間の短縮
スマイルライン
レンズエフェクト
歯軸の傾斜と歯肉輪郭の頂点の原則
CEREC3による1Day Treatment
アンブレラエフェクト
Geller Modificationによる審美性の高いセラモメタル・クラウンの製作
予知性の高い印象採得
Chapter 6
Patient Type II の審美修復治療
Type II division i 矯正‐補綴修復患者
矯正専門医とのInterdisciplinary Treatment
不正咬合を伴う前歯の審美修復治療
Case6-1 咬合関係と歯肉レベルの改善を要する前歯修復
Case6-2 犬歯の交叉咬合 —(1)メタルセラミックスによる修復—
Case6-3 犬歯の交叉咬合 —(2)オールセラミックスによる修復—
Case6-4 下顎前突と開咬を伴う前歯部の審美改善
Type II division ii 歯周‐補綴修復患者
歯周専門医とのInterdisciplinary Treatment
歯槽堤欠損を伴う前歯修復
Case6-5 Lavaシステムを用いたジルコニア修復
keypoint
歯槽堤欠損損
Chapter 7
Patient Type IIIの審美修復治療
Type III division i インプラント‐補綴修復患者
インプラント‐補綴修復症例の分類
Minimal Structural Loss—審美的なインプラント修復—
Case7-1 即時埋入の単独歯インプラント修復
Case7-2 即時埋入の複数歯インプラント修復—(1)並列したインプラント間の乳頭保存—
Case7-3 即時埋入の複数歯インプラント修復—(2)ポンティックの利用—
Case7-4 待時埋入の臼歯部単独歯インプラント修復
—矯正治療によるインプラントスペースの確保—
Case7-5 待時埋入インプラント修復による審美性の獲得
Case7-6 不適切な位置に埋入された単独歯インプラントの外科的修正
Case7-7 不適切な位置に埋入された複数歯インプラントの外科的修正
Moderate Structural Loss—咬合再構成—
Case7-8 片側遊離端欠損症例
Case7-9 両側遊離端欠損症例—(1)インプラントの再埋入—
Case7-10 両側遊離端欠損症例—(2)中間歯欠損を含む多数歯インプラント—
Case7-11 すれ違い欠損症例—臼歯部インプラント補綴の咬合接触—
Major Structural Loss—咬合再構成(2)—
Case7-12 Minor Bone Loss—機能と審美性を求めたフルボーンアンカード・ブリッジ—
Case7-13 Severe Bone Loss—(1)Conventionalなフルボーンアンカード・ブリッジ—
Case7-14 Severe Bone Loss
—(2)ノーベルガイドを使用したフルボーンアンカード・ブリッジ—
Type III division ii 複合修復患者
フルマウス症例の分類
全顎にわたる審美修復治療
Case7-15 Restorative Patient—水平的ブラキサーの2度にわたる咬合再構成—
Case7-16 Restorative Patient—オクルーザル・リハビリテーション—
Case7-17 Ortho-Perio Restorative Patient
—矯正・歯周治療による前歯切端レベルの再設定—
Case7-18 Ortho-Implant Restorative Patient—インプラント矯正による咬合再構成—
Case7-19 Perio-Implant Restorative Patient
—歯周審美を考慮した全顎的な審美‐機能改善—
Case7-20 Ortho-Perio-Implant Restorative Patient
—欠損を含む包括的な審美‐機能改善—
keypoint
並列欠損のインプラント埋入(Delayed Extraction Technique)
長期的維持を左右する要素(Key Element of Longterm Maintenance)
遊離歯肉の高径と幅径
診断用ワックスアップのチェックポイント
クロスマウント法を用いたシークエンシャルセメンテーションン
顎口腔系のIII級てこ関係の確立(1)
ー顎関節への適切な荷重ー
前歯部インプラント症例のアンテリア・ガイダンス設定
顎口腔系のIII級てこ関係の確立(2)
ーポステリア・サポートの重要性ー
臼歯部インプラント症例の咬合接触
ノーベルガイドにおける補綴/外科的治療計画
水平的ブラキサーの特徴と補綴設計上の注意点
Kois Dento-Facial Analyzer Systemによる前歯切端レベルの分析
1歯中間欠損(両隣在歯修復歯)の補綴設計—3ユニットブリッジorインプランント?—