目次
Contents
【特集1】
SRPだけでがんばりすぎる前に見極めよう
この歯周炎、非外科? 外科?[知識編]
山﨑瑞穂 [監修]岩田光弘、成田大輔
歯周炎の大半のケースは非外科治療でコントロールできるとされていますが、なかには歯周外科治療を併用することで、より良い予後が期待できる場合があります。非外科治療のみで進めるのか、歯周外科治療も併用するのかは、歯科医師と歯科衛生士の連携によって見極めることが重要です。今回は、その実際について前後編で解説します。
・Introduction 私たちが歯周治療で目指すゴールとは
・Part1 非外科・外科のメリット・デメリット
・Part2 治療計画では、時間軸・難易度を意識する
・Part3 歯周治療の難易度を評価する
【特集2】
それってホントに象牙質知覚過敏?
「歯がしみる!」を見分ける
Dr.とDHで取り組む症例編
黒江敏史、遠藤ふゆか
「歯がしみる」と聞くと、「象牙質知覚過敏」を連想する方が多いと思います。6月号では象牙質知覚過敏は「歯がしみる」という主観的な訴えにつながる状態の一部で、鑑別診断の対象がたくさんあるという内容をお届けしました。今月号では、歯科衛生士の役割を中心とした象牙質知覚過敏への対応と、象牙質知覚過敏ではないが「歯がしみる」と訴えた症例を解説します。
【TOPIC】
“わかったつもり”になっているかも。
視点を変えたら見えてくる認知症患者さんの「気持ち」
枝広あや子
「あの患者さん、認知症かも……?」と思える程度の知識はある一方で、経験したことのない世界のため、深く理解することがなかなか難しい認知症。そこで今回は、認知症患者さんの“気持ち”にスポットを当て、「こう思っているのかも」「こうしたらいいかも」と想像につなげられる知識をまとめてもらいました。
簡単にも! 詳しくも!
DHのための
説明力向上講座
[6] 歯周外科治療
岩野義弘
歯周外科治療は、歯周病の患者さん以外にも行われるケースがあります。たとえば、う蝕が歯肉縁下深くまで及んでいた場合や矯正歯科治療後に歯肉退縮が生じた場合、また、歯根破折やセメント質剥離等によって急激に歯周ポケットが深化してきた場合です。今回は、歯周外科治療の基本的な内容と治療の効果を中心に解説していただきました。
[とじ込み患者説明用シート]
患者さんに見せて使える
歯周外科治療説明シート
【REGULAR】
最新カリオロジーに基づいた
う蝕のアセスメント&マネジメント
[7] う蝕予防におけるキシリトールと洗口液
永井明子、麻生幸男、岩﨑美友、竹下 玲
症例をシェアして、ステップアップ!
DH誌上 CASE PRESENTATION
他院でのSPTで改善が見られなかった歯周炎患者に対して、再介入を行った症例
中村みさと Comment:岩田光弘
CHEERS!
[31] それ私のせいじゃないもんね
井上 和
チェアサイドQ&A
[睡眠歯科に関する疑問]
日本睡眠歯科学会[編]
[19] OAのメインテナンスの適切な間隔は?
田賀 仁
[食と栄養に関する疑問]
[31] 間食が多い場合、血糖値の
上昇率や糖尿病にどのように
関連するか気になります。
澤 幸子
先輩の話、聞いてみない?
ちりつもダイアログ
[19] 河内妙子
あるあるトークで考える
DHのお悩み解決策 終
[7] 自分の進むべき方向が見つからない
落合真理子、髙橋規子、萬田久美子
「困った!」から「助かった!」へ
DHのための法律ナビゲーション
[4] スタッフの言動に困っています。
堀内美希 [監修]仲川洋介、吉田美和
歯科を取りまく「いま」をウォッチ!
#社会が見えるキーワード
[37] 心理的安全性
居心地がよく、高いパフォーマンスを
発揮できる職場づくりには秘訣がある
菊岡正芳
歯科訪問診療エッセイ
出会いとつながり
[7] 要介護の患者さんとの出会い
~胃ろう・要介護5から奇跡の復活~
飯田良平
NEWS&TOPICS
Book
DHが意外と知らない知識をまとめてみた
[評]長谷ますみ
News
●株式会社オーラルケア特別講演会
●第74回日本口腔衛生学会学術大会
●第68回春季日本歯周病学会学術大会
●「日本デンタルショー2025」記者発表会
歯科衛生士向け研修会・学会情報
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[特集2] 掘り下げBOOK GUIDE
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