目次
PART1
Class別 明日の臨床を向上させるコンポジットレジン修復の着眼点
Class I
I級窩洞への応用の位置づけ
フロアブルレジンの積極的な応用
接着操作での考慮事項
解剖学的形態をいかに賦与するか
レジンペーストの選択
内部ステインの応用
Class II
II級窩洞への応用の位置づけ
II級窩洞に直接充填する際の必要条件
隔壁の設置
コンタクトの回復(複雑窩洞の単純化)
形態修正と研磨
より複雑な窩洞でも窩洞の単純化を目指す
Class III
III級窩洞への応用の位置づけ
歯質の裏打ちのある症例での窩洞形成
審美的な隣接面の形態をいかに賦与するか
隣接する窩洞修復のコンセプト
歯質の裏打ちのない症例での窩洞形成と修復
歯質の裏打ちのない大きな窩洞の効率的な修復
Class IV
IV級窩洞への応用の位置づけ
前歯部における窩洞形成の考えかた
前歯部における接着システムの選択
レイアリングテクニックの臨床的な考えかた
修復物に質感を与え、いかに自然感を再現するか
歯間離開への応用テクニック
Class V
V級窩洞への応用の位置づけ
歯肉側壁明視の必要性
接着システムとレジンペーストの選択
効率的な研磨法
歯肉縁下う蝕修復時の留意点
Complex Anterior
コンポジットレジン修復の可能性
変色した失活歯への応用
歯の形態異常の修正への応用
ワンユニットブリッジへの応用
Conclusion
PART2
コンポジットレジン修復の臨床力を向上させるサイエンス
エナメル質接着のサイエンス
そもそも接着とは
エナメル質は被着体として適しているか?
エナメル質の接着に酸処理が必要な理由
酸処理の効果を妨げる影響因子
セルフエッチングシステムにリン酸エッチングを併用すると…
エッチング材塗布のテクニック
エナメル質の接着耐久性
象牙質接着のサイエンス
象牙質接着とスミアー層処理の関係
接着システムの進化
化学的歯質接着性獲得の重要性
エッチ&リンスシステム
セルフエッチングシステムは簡便・確実か?
セルフエッチングシステムの臨床使用時の留意点
どの接着システムを選択すればいいのか?
コンポジットレジンのサイエンス
コンポジットレジン修復は機能と審美を両立する時代に
フィラーテクノロジーはどう進化したのか
光重合開始剤のテクノロジーはどう進化したのか
検証・レジンペーストの操作性
コンポジットレジンの色調変化を認識する
Conclusion
PART3
コンポジットレジン修復の臨床力を向上させるテクニック
コンポジットレジン充填のテクニック
コンポジットレジン修復用窩洞形成の考えかた
舌側面形態賦与にはシリコーンガイドが不可欠
審美修復時、歯のどこを観察すればよいか
残存歯質との調和をいかにして図るか
明度コントロールの考えかた
コンポジットレジン充填の器材
切削器具・機械の選択眼
充填器の選択眼
マトリクスの選択眼
研磨器具の選択眼
可視光線照射器の選択眼
スコープの選択眼
Conclusion
PART 1 掲載症例INDEX
Class I
CASE 1 フロアブルレジンを多用した修復
CASE 2 解剖学的形態の賦与を追求した修復
CASE 3 窩底部色調の遮蔽とステインを応用した修復
Class II
CASE 1 バイタイリングを使用した修復
CASE 2 MOD窩洞での修復
Class III
CASE 1 歯質の裏打ちのある症例の修復
CASE 2 隣接する小窩洞の修復
CASE 3 歯質の裏打ちのない症例の修復
CASE 4 隣接する大きな窩洞(裏打ちなし)の修復
Class IV
CASE 1 シリコーンガイドを用いた修復
CASE 2 ホワイトニングを併用したコンビネーション修復
CASE 3 切縁部直接修復
CASE 4 離開の幅が狭い場合の修復
CASE 5 離開の幅が大きい場合の修復
Class V
CASE 1 くさび状欠損に対するスタンダードな修復
CASE 2 歯肉縁下にある根面う蝕への対応
参考症例 フロアブルレジンの充填法
Complex Anterior
CASE 1 変色を伴う前歯の対象性の回復
CASE 2 矮小歯(側切歯)の整復
CASE 3 ワンユニットブリッジへの応用