目次
1章 術式の概念
1章1 バーティカルボーンオグメンテーションの歴史的変遷
1 バーティカルボーンオグメンテーションの歴史
2 各種バーティカルボーンオグメンテーション
1) トンネルプレパレーション法
2) 非吸収性メンブレン(e-PTFE 膜)を用いたGBR法
3) 非吸収性メンブレン(Gore-Tex e-PTFE)とゴールドフレームを用いたGBR法
3 サンドウィッチボーンオグメンテーションの確立
1章2 バーティカルボーンオグメンテーションの現在の位置づけ
1 最新文献による成功率
2 サンドウィッチバーティカルボーンオグメンテーションの概念
3 アプローチ法の選択基準
1章3 バーティカルボーンオグメンテーションのための解剖
1下顎骨形態の定義
1) 下歯槽神経
2) 切歯枝
2 オトガイ神経の走行と位置
1) オトガイ神経
2) オトガイ孔
3 顎舌骨筋線の位置
4 下顎骨の形態、大きさ
5 下顎骨周囲の血管
1) 下歯槽動脈、オトガイ動脈
2) 顔面動脈、オトガイ下動脈
3) 舌下動脈
6 粘膜(角化歯肉)
2章 鑑別診断
2章1 CT 画像による下顎骨臼歯群形態の分類およびアプローチ法
1 下顎骨形態の定義
2 CT 画像による下顎骨形態の分類
3 アプローチ法
4 下顎骨臼歯群形態と最適なインプラントサイズ
1) 下顎骨臼歯群形態
2) 最適なインプラントサイズ
5 結論
2章2 症例の難易度別分類
1 適応および非適応症例の分類
2 診査項目
a 歯槽頂線
b 下顎管
c 歯槽骨頂から下顎管上縁までの距離
d 頬舌的歯槽頂骨幅
e 基底部の骨幅
f 欠損範囲
g 骨内病変
h 隣在歯病変
i CBCT 値(骨質、骨密度)
j 角化歯肉の幅
3章 難易度別症例
3章1 難易度I・下顎56中間欠損-B型症例
1) 診査
2) 下顎骨形態の分類
3) 診査結果と難易度の判定
3章2 難易度II・下顎567遊離端欠損-B型症例
1) 診査
2) 下顎骨形態の分類
3) 診査結果と難易度の判定
3章3 難易度III・下顎567遊離端欠損-V型症例
1) 診査
2) 下顎骨形態の分類
3) 診査結果と難易度の判定
4章 トラブルシューティング
4章1 術中の偶発症
1 同時法による術中に起こる偶発症
【症例4-1-1】5番部インプラント埋入時下顎管圧迫
【症例4-1-2】4番部、5番部のドリリング時骨外のオトガイ神経損傷
【症例4-1-3】5番部ドリリング時骨内の神経損傷
【症例4-1-4】5番部オトガイ神経(副孔)損傷を回避するために減張切開できない時
【症例4-1-5】6番部ドリリング時およびトライアルピン試適時に下顎管の穿孔
2 段階法による術中に起こる偶発症
【症例4-1-6】5番部切開時オトガイ神経(副孔)損傷
【症例4-1-7】67番部固定用ネジの長さの選択ミス
【症例4-1-8】7番部舌側粘膜骨膜弁の穿孔
4章2 術後の合併症
1 同時法による術後に起こる合併症
【症例4-2-1】1 ~ 4 週の歯槽頂粘膜の裂開およびメンブレンの露出(同時法)
【症例4-2-2】1 ~ 4 週の歯槽頂粘膜の裂開およびメンブレンの露出:喫煙によるもの(同時法)
【症例4-2-3】1 ~ 4 週の骨補填材料の流出(同時法)
2 段階法による術後に起こる合併症
【症例4-2-4】1 ~ 4 週の歯槽頂粘膜の裂開およびメンブレンの露出(段階法)
【症例4-2-5】1 ~ 4 週の骨補填材料の流出(段階法)
5章 術式のための器具および材料
5章1 バーティカルボーンオグメンテーションで使用する手術器具およびその流れ
1 診査・診断機器
2 手術器具および治療の流れ
5章2 バーティカルボーンオグメンテーションで使用する材料の種類および特徴
1 骨補填材料の種類および特徴
1)生体に配慮した造成骨の3 層構造
2)吸収速度の異なる骨補填材料の有効活用
2 メンブレンの種類および特徴
1)メンブレンの種類
2)メンブレンの特徴
索引
あとがき