目次
1章 インプラント周囲炎は、対処より予防せよ!
1章 1 インプラント周囲炎に対する確実な治療法はない
1-1-1 インプラント周囲炎の診断
1-1-2 インプラント周囲炎の治療は、外科治療が有効
1-1-3 インプラント周囲炎の外科治療
1章 2 罹患率の高いインプラント周囲組織の疾患
1-2-1 インプラント治療の合併症
1-2-2 インプラント体の喪失
1-2-3 インプラント周囲炎の疫学
1-2-4 インプラント周囲炎のリスク因子
1-2-5 インプラント周囲炎とインプラント表面性状
2 章 インプラント周囲炎に強いインプラントの構造とは?
2章 1 辺縁骨吸収が起こりにくいマクロデザインとは?
2-1-1 インプラントのマクロデザインは、主に4種類
2-1-2 アバットメントが揺れる
2-1-3 モーステーパージョイントの優位性
2-1-4 マイクロギャップから辺縁骨を遠ざける方法
2-1-5 マイクロギャップから辺縁骨を遠ざければ、骨吸収はしないのか?
2-1-6 1 ピースインプラントの実験が示すもの
2-1-7 インプラント周囲炎発症のロードマップとは?
2-1-8 テーパージョイントの骨縁下埋入は、より積極的に辺縁骨吸収を抑制できる
2-1-9 理想的なプラットフォーム外縁の傾斜とは?
2-1-10 辺縁骨の吸収をより抑制する、理想的なインプラントのマクロデザインとは?
2章 2 インプラント周囲炎が起こりにくいマクロデザインとは?
2-2-1 歯周組織とインプラント周囲組織は似ているのか?
2-2-2 歯周組織とインプラント周囲組織
2-2-3 付着上皮とインプラント周囲上皮
2-2-4 嵌合形態で異なるインプラントの生物学的幅径
2-2-5 文献で見るインプラントの生物学的幅径
2-2-6 周囲結合組織内の炎症性細胞の集積(ICT)と上部構造のフィニッシュライン
2-2-7 歯周組織とテーパージョイントの周囲結合組織は類似する
2-2-8 周囲結合組織 Zone A と Zone B の組成の差異
2-2-9 エクスターナルバットジョイントの周囲結合組織にはプラークに由来するICTとアバットメントICTが存在する
2-2-10 インプラント周囲炎と最適プロービング圧
2-2-11 粗面処理は諸刃の剣
3 章 インプラント周囲炎を予防するための臨床術式
3章 1 インプラント周囲炎を起こさないための埋入深度
3-1-1 モーステーパージョイントのインプラント体を骨縁下埋入する
3-1-2 「ぶらさがるより、乗ってしまえ」コンセプト
3-1-3 骨縁下埋入の方法
3-1-4 骨縁下埋入の注意点
3-1-5 口腔内の状態に合わせた治療法の選択
3-1-6 ショートインプラント(長さ8㎜以下のインプラント体)を活用する
3-1-7 侵襲性の高い骨造成術を行わずに、インプラント体の傾きを変えて埋入する
3-1-8 抜歯直後のインプラント治療
3-1-9 骨造成術の予知性を向上させる骨縁下埋入
3-1-10 できるだけ既存骨を利用して、骨造成術の予知性を高める
3-1-11 角化粘膜の必要性
3-1-12 インプラントの審美性を向上させる骨縁下埋入
3章 2 インプラント周囲炎を起こさないためのアバットメント形態および上部構造
3-2-1 インプラント周囲炎が起こりにくいカスタムアバットメント使用の勧め
3-2-2 インプラント周囲炎が起こりにくいアバットメントの材質
3-2-3 上部構造のフィニッシュラインを歯肉縁下1.0mm以内に設定する
3-2-4 エマージェンスアングルおよびトランジショナルカントゥアをアンダーもしくはストレートにする
3-2-5 アバットメントの取り外しによるインプラント周囲組織の変化
3-2-6 カスタムアバットメント作製の技工工程
3-2-7 上部構造の維持方法
3-2-8 合着セメントの遁路の設定
3-2-9 天然歯修復とインプラントの上部構造のサブジンジバルカントゥアの違い
3-2-10 上部構造の連結とコンタクトポイントの設定について
インプラント周囲炎を防止するための参考文献集
インプラント周囲炎を防止するためのキーワード