目次
PART1 レーザー歯科学の科学的基盤
第1章 レーザー歯科学の歴史と発展
 メーザーの発見
 初期の歯科用レーザー研究
 歯科におけるレーザーの臨床応用
 将来展望
第2章 レーザー物理学
 光量子とは何か
 光の吸収と放出
 放射線の誘導放出による光の増幅
 レーザー構成部品とビーム発生
 CO2レーザー
 ビームプロファイルとスポットジオメトリー
 パワー密度
 ゲートとパルス
 エネルギーとエネルギー密度
 固体レーザー
 ダイオードレーザー
 アルゴンレーザー
 結論
第3章 生体組織とレーザーの相互作用
 組織の光学的特性と波長限定性
 レーザー照射による組織に対する作用
 レーザーと組織の相互作用の臨床的明示
 結論
第4章 歯の硬組織に対するレーザーの作用
 歯の硬組織治療におけるレーザー
 レーザーと組織の相互作用モデル
 レーザー切削の効率
 組織学的結果と手法
 結論
第5章 歯髄に対するレーザー作用
 歯髄に対するレーザーの組織相互作用
 エナメル質に対するレーザー作用
PART2 レーザー物理学
第6章 歯科診療におけるレーザーの安全性
 規則、安全規格とガイドライン
 危険の分類とその識別
 レーザーの危険抑制法
 環境制御方法
 人員に対する防護設備
第7章 外科技法
 非接触レーザー
 光ファイバー出力装置と技法
 接触と非接触モード
 Nd:YAGレーザーの外科的特性
 Er:YAGレーザーの外科的特性
 Ho:YAGレーザーの外科的特性
 半導体レーザーの外科的特性
PART3 生体組織とレーザーの相互作用
第8章 アルゴンレーザーの臨床応用
 アルゴンレーザーの組織に対する特定相互作用
 アルゴンレーザー装置の特性
 アルゴンレーザー支援用ルートプレーニングとキュレッタージ
 アルゴンレーザーと修復処置
 アルゴンレーザーの修復材との相互作用
 隣接歯間齲蝕1探知
 アルゴンレーザーを補助的に用いた歯肉圧排
 歯肉切除術/歯肉形成術
 レーザーを補助的に用いる小帯切除術
 口腔内病巣の治療
 アルゴンレーザーによる組織溶接
 インプラント二次手術
 アルゴンレーザーによる複合レジンの重合
 結論
第9章 CO2レーザーの臨床応用
 生体組織検査
 舌病巣
 白化病巣、小嚢水疱性病巣と前癌病巣
 アフタ性潰瘍
 ヘルペス病巣
 凝固
 インプラントの開窓(二次手術)
 肉芽組織の除去
 小帯切除
 歯冠延長
 遠心楔形切除と骨隆起縮小
 知覚過敏
 歯肉切除術
 歯肉形成術
 補綴前外科
 悪性病巣
 歯肉圧排
 異常出血
第10章 口腔硬組織と軟組織に対するEr:YAGレーザーの作用
 In-vitro実験
 動物実験
 臨床応用
 結論と展望
第11章 半導体レーザーの臨床
 半導体レーザーの操作
 顎関節症への半導体レーザーによる応用
 半導体レーザーの臨床応用
 半導体レーザーの将来展望
第12章 エキシマレーザーの臨床と調査研究
 初期的研究
 調査の結果
 論点
第13章 Nd:YAGレーザーの臨床応用
 Nd:YAGレーザーの物理学
 組織に対する作用
 レーザーの操作に影響する変動要素
 接触モードと非接触モード
 Nd:YAGレーザーの利点
 歯科におけるNd:YAGパルスレーザーの科学的根拠
 歯周病療法におけるNd:YAGレーザー
 Nd:YAGレーザーによる初期齲蝕進行抑制
 Nd:YAGレーザーによる排膿と根管治療
第14章 Er, Cr:YSGGレーザーの臨床
 硬組織における応用
 SEMにおける評価
 麻酔作用
 口腔外科領域への応用
 抜歯における麻酔
 鎮痛,消炎効果
第15章 生体刺激と光力学療法
 光力学療法の基礎
 光化学療法
 光出力装置と線量計
 将来への応用
 生体刺激
 索引