目次
序章 科学的証明
1.逆必ずしも真ならず
2.医術から医学へ(コッホの三原則)
3.必要十分条件(同じということ)
4.脚気の医学史(無関係の考察)
5.論理学における否定
6.論理学でわかること(対偶)
7.歯科医学への応用(アンテリアガイダンス)
臨床編
第1章 咬合性外傷の症状
1.文献考察
2.冷水痛
3.炎症
4.頭痛・三叉神経痛様の顔面痛
5.出血
6.歯槽骨や歯周組織の痛み
7.歯肉退縮
8.食片圧入
9.楔状欠損
第2章 咬合性外傷と歯周病
1.咬合性外傷と骨破壊
2.歯の挺出について
3.矯正歯科治療は歯周病を悪化させるか?
第3章 咬合性外傷の診断
1.文献考察
2.診断
3.咬合と咬合性外傷
第4章 咬合調整による治療
1.文献考察
2.咬合性外傷のエチオロジーと咬合調整
3.実際の処置
理論編
第5章 二次性咬合性外傷と歯冠歯根比
1.咬耗と咀嚼能率
2.二次性咬合性外傷のメカニズム
第6章 咬合力支持メカニズムと咬合性外傷
1.食片圧入(コンタクト理論)
2.咬合力の支持メカニズム(アーチ構造理論)
第7章 顎態と咬合性外
1.アンテリアガイダンスとハイアングル・ローアングル症例
2.顎態と切歯路角・顆路角
3.顎態と8020達成者
第8章 ミューチュアリープロテクテッドオクルージョンと
咬合性外傷
1.文献考察
2.ミューチュアリープロテクテッドオクルージョン
3.アンテリアガイダンス
4.臼歯のガイダンスと咬合性外傷
Appendix 顎態と生体のレスポンス
1.分析とは何か
2.顎態パターンと咬合力(Sassouni)
3.顎態パターンの把握法
4.分析の限界
5.ハイアングル症例とローアングル症例のレスポンス
6.診断とアンテリアガイダンス
7.顎態パターンと顎位
8.治療後の問題(下顎前歯の叢生・上顎前歯の動揺)
第9章 まとめと展望
1.咬合性外傷と全身の健康
2.咬合性外傷の診断
3.歯冠歯根比の応用と咬耗
4.頬側方向への側方力と咬合調整
5.アンテリアガイダンスの意義
6.アンテリアガイダンスの応用
7.アンテリアガイダンス崩壊の対処法
8.論理学について
9.各症例における展望
索引