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  • マイクロデンティストリー YEARBOOK 2020
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    マイクロデンティストリー YEARBOOK 2020

    チームで取り組む令和時代のマイクロスコープ活用法 ~ハイジーン&アシスタントワークから精密補綴治療まで~
    A4判変型 / 178ページ / 2020-03-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0736-0
    定価 6,050円(本体 5,500円+税10%)
    クイントコード:17030
    モリタコード:208040702
    マイクロスコープはチーム全員で活用する時代に!
    マイクロスコープに特化した別冊の第9弾。特集では、精密治療を実現するための補綴医・歯科技工士連携のノウハウをステップ写真で詳説。好評の「マイスタイル顕微鏡」では新企画として、歯科衛生士・歯科助手によるハイジーン&アシスタントワークの具体例を紹介。その他、記録装置の新提案や学会誌「MICRO」翻訳論文、最新の製品紹介や症例発表など、チーム全員でマイクロスコープを100%活用できるヒントが満載である。

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評者:山口文誉(神奈川県・山口歯科医院)

 マイクロスコープは歯内療法の先生を中心に広がりをみせ,現在では多くの分野で応用されている.本書は,編集委員長の鈴木真名先生が述べているように「マイクロスコープの性能自体の向上や付属機器の開発により,さらなる臨床応用への可能性が高まっている」内容となっている.
 本書は4 つのセクションから構成され,PART 1 では精密な補綴治療を実現するためにマイクロスコープをどのように用いればよいのかを平易に解説してくれている.歯科技工士サイドとの連携をステップごとに写真で詳しく解説してくれているので,まさに明日から使える知識が豊富である.PART 2 ではマイクロスコープを用いた歯科衛生士のハイジーンワーク,歯科助手によるアシスタントワーク,さらにチームとしてどのように活用していくかが紹介されている.術者の治療のクオリティ向上はもちろんのこと,患者へ「魅せる治療」のシステムまで触れられている点がうれしい.PART 3 では,日本顕微鏡歯科学会誌からの翻訳論文や,最新のトピックスが載せられている.マイクロスコープをどう応用するか? というテーマでも多数のすばらしい論文が紹介されている.とくに大河原純也先生が紹介している「3 Dステレオスコープを応用した歯科用デジタル顕微鏡」は興味深い.PART 4では,各マイクロスコープ取り扱いメーカーによる最新の製品紹介や臨床プレゼンテーションが掲載されている.さらに巻末には「日本と米国のマイクロスコープ事情と今後の展望」というテーマで米国顕微鏡歯科学会長であるDr. William Linger,日本顕微鏡歯科学会長の三橋純先生,本書編集委員長の鈴木先生による興味深い対談が掲載されている.国内のマイクロスコープの導入台数はこの20年間で推定10,000台,2004年に設立された日本顕微鏡歯科学会の会員数も飛躍的に増加している.歯科衛生士のマイクロスコープに対する興味も非常に高まっており,2012年に27名であった準会員が2019年には224名と約8 倍強となっている.近年の歯科衛生士シンポジウムは人気が高く会場は立ち見も含めてすぐに満員になるほどである.Dr. Lingerはこの日本の成功モデルに非常に興味をもたれており,世界のマイクロデンティストリーの発展をめざして今後さらなる日米の強い連携を希望している.
 マイクロスコープをすでに導入されている人はもちろん,マイクロスコープの導入を検討している人にも必携の1 冊である.

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