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  • その皮膚疾患 歯科治療で治るかも
    この本の書評を読む

    その皮膚疾患 歯科治療で治るかも

    医科歯科連携で治す歯性病巣感染&金属アレルギー
    A4判 / 128ページ / 2020-08-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0762-9
    定価 本体6,800円(税別)
    クイントコード:17280
    モリタコード:208040727
    • チラシの価格表記は発行当時のものです。
    何が原因でどう治療するか? 皮膚疾患を医科との連携で治癒に導く
    歯科治療と皮膚疾患のかかわりを、皮膚科医をはじめとした医科との連携を交えながら解説する。皮膚症状の原因となる歯性病巣感染や金属アレルギーの概要、腎疾患やリウマチなど内科疾患との関係、パッチテストの結果と紹介状の返信例、さらには金属除去治療の適否などを検討し、患者にとって最善となる治療を考える。それらを医科歯科連携による実践例で示しながら、最新の知見とともに紹介している。歯科臨床に新たな可能性を問う一冊。

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評者:岡崎好秀(国立モンゴル医学科学大学客員教授)

 友人から“皮膚に症状があるが,詰め物の金属アレルギーではないか.セラミックスに変えたらよくなるだろうか?”という相談を受けたことがある. 金属アレルギーの問題は知っていたが,本を熟読したことがなく,あやふやな返答になり,歯科医師として恥しい思いをした.
 さて数年前,国立モンゴル医学科学大学を訪問した際,教授室に一編の論文が置かれていた.それは監著者の押村進先生の金属アレルギーについて書かれたものであった.モンゴルでも金属アレルギーが多くて問題になっているらしい.押村先生とは大学の同期であると伝えると,ぜひモンゴルの歯科医師会で講演をしていただきたいと頼まれた.残念ながら都合が合わなかったが,代わりに著者の1 人の押村憲昭先生に講演をしていただいた.これが金属アレルギーとの初めての出会いであった.
 歯科医師は,皮膚症状というと金属アレルギーを思い浮かべる.そこで,金属修復物を除去し,高価なセラミックスを勧める.これが患者さんの負担を増すばかりでなく,軽快に至らないケースも多い.その原因を探るなかでたどり着いたのが,歯周病や根尖病巣などの慢性炎症である.実際,掌蹠膿疱症における金属アレルギーの合併率は5 %に過ぎない.金属除去と根尖病巣の治療のどちらが,皮膚症状の改善につながるかを調査した結果,圧倒的に根尖病巣が大きなウエイトを占めた.そこで金属除去より,根尖病巣の治療を優先させるべきだという.歯周病や根尖病巣が,二次的に皮膚症状を呈する可能性が高いのである.
 評者が勤務していた岡山大学病院での話.小児科では,原因不明の疾患が多い.そこで,さまざまな治療を試みて治らなければ,歯に原因があることが多いので小児歯科へ紹介することになっていた.実際,多数歯の乳歯う蝕の根管治療や抜歯を行うと症状は軽快した.おかげで,歯科治療により病巣感染が改善したケースを多数経験することができた.小児科での治療後なので,歯が原病巣である可能性も高かったのだろう.残念ながら,両者の直接的な因果関係を証明するのは難しい.しかし,歯性病巣感染を見逃しているケースは多数あるように思ってきた.
 さて,本書は驚くべき内容の連続であった.たとえば,皮膚科に依頼すれば,パッチテストで簡単に診断できるものと思っていた.しかし,作業が煩雑で,判定には訓練が必要なため,施行していない医院が多いのである.また,患者さんへの説明資料,皮膚科医への紹介状の書き方,診療情報提供書や返信例など,皮膚科に紹介する際の心得についても書かれている.歯科医師の皮膚疾患に対する間違った知識を払拭するためにも,熟読をお勧めしたい1 冊.
 最後に,皮膚症状で悩まれていた患者さんの,歯性病変を見逃していた可能性を考えると,申し訳ない思いでいっぱいである.同時に,自らの不注意で歯性病変をつくらない診療を心がけたい.

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