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  • 薬 YEARBOOK '21/'22
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    別冊 ザ・クインテッセンス

    薬 YEARBOOK '21/'22

    患者に聞かれても困らない! 歯科医師のための「薬」飲み合わせ完全マニュアル
    著者: [監修] 朝波惣一郎 [監修] 王 宝禮 [監修] 矢郷 香
    A4判変型 / 208ページ / 2021-10-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0831-2
    定価 6,050円(本体 5,500円+税10%)
    クイントコード:17990
    モリタコード:208040806
    • チラシの価格表記は発行当時のものです。
    薬の飲み合わせ、何が禁忌か知っていますか!?
    2019年に初刊行し、好評を得た「薬 YEARBOOK」の最新版。今回は目玉企画として「歯科医院はCOVID-19感染症にどう備えるべきか」の特集を設け、感染症の治療や対策の最前線で活躍する松本哲哉先生や寺嶋毅先生など著名な専門家が詳細を解説。薬の飲み合わせにおいては、日常で遭遇頻度の高い服用薬の見直しを図り、高血圧症や糖尿病など疾患別に、処方可/要慎重/減量・休薬/併用禁忌・原則禁忌など方策が瞬時にわかる一覧を掲載。

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評者:松野智宣(日本歯科大学附属病院口腔外科)

 聞くところによると,2019年に刊行された『薬YEARBOOK ’19/’20』はクインテッセンス出版の年間ベストセラーになったそうだ.それもそのはず,この本はこれまでの歯科の薬剤関連書籍とは真逆の構成,つまり,患者の内服薬から歯科での処方薬の相互作用がわかる逆引きに仕上げられたとてもユニークな書籍なのである.
 薬に支えられているといってもおかしくないわが国の高齢社会. 現在,ポリファーマシー(多剤処方)による薬物有害事象が問題になっている.薬を処方する歯科医師は,患者の内服薬と歯科からの処方薬の間に相互作用があるのか,あった場合,どう対応すべきかなど「薬の飲み合わせ」に関する知識が求められるようになってきた.かと言って,医科の処方薬そのもの,ひいては相互作用までチェアサイドですぐに調べられるわけでもない. しかし, そんなニーズにうまく答えたのが『薬YEARBOOK』であり,まさに“患者に聞かれても困らない!歯科医師のための「薬」飲み合わせ完全マニュアル”なのである.そして,さらにグレードアップしてリニューアルされたのが本書である.
 何がグレードアップされたのか? ひとつは,特集「歯科医院はCOVID-19感染症にどう備えるべきか」である.各メディアにコメンテーターとして出演している国際医療福祉大学の松本哲哉先生が病態や感染様式について,東京歯科大学の寺嶋毅先生が薬物療法とワクチンについて執筆されている.また,本書の監修者のひとりでもある大阪歯科大学の王宝禮先生は歯科医院におけるCOVID-19の有効な消毒薬を解説している.
 もうひとつは今回の医科からの処方薬は,医療従事者向け医療総合サイトである「医薬情報QLifePro」の処方ランキングをもとにピックアップしていることにある.これによって,医科でよく処方されている治療薬が明らかとなり,より相互作用が検索しやすくなった.医科の治療薬は降圧薬,糖尿病治療薬,抗血栓薬,脂質異常症治療薬,精神神経疾患治療薬,骨吸収抑制薬,抗アレルギー薬,呼吸器疾患治療薬,漢方薬に分類され,それぞれの特徴,代表的な商品名と剤形写真,効能・効果,用法・用量,禁忌,副作用が左1ページにまとめている.右1ページには歯科からの併用薬を抗菌薬,抗炎症薬・鎮痛薬, 抗真菌薬・抗ウイルス薬,局所麻酔薬,胃粘膜保護薬の5種(18薬剤)に分類して,相互作用とその方策を処方可,慎重を要する,減量・休薬など,併用禁忌の4つのイラストに分け, 一覧表でわかりやすく示している.さらに,OnePointとして相互作用や注意事項などの情報も掲載され,見開きでとても見やすく構成されている.
 チェアサイドに置くべき一冊として,『薬YEARBOOK ’19/’20』を持っていない先生はもちろん,持っている先生にもぜひアップデートに本書をおすすめしたい.

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