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  • インプラント YEARBOOK 2022
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    インプラント YEARBOOK 2022

    臨床医が知っておくべきインプラント‐アバットメントコネクションの知識
    A4判変型 / 380ページ / 2022-04-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0868-8
    定価 7,480円(本体 6,800円+税10%)
    クイントコード:18300
    モリタコード:208040837
    インプラントシステムを戦略的に選択するための基礎知識と最新情報が満載
    本書は、インプラント販売企業26社の協力を得て、「最新インプラントシステムの特長および臨床応用」を紹介している。また、巻頭には「臨床医が知っておくべきインプラント‐アバットメントコネクションの知識」と題した特集を掲載。近年、複雑化しているインプラント‐アバットメントコネクションの特性や利点・欠点の情報を整理し、インプラント補綴のレベルアップを図ることができる1冊となっている。

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2.ご注文にあたっての注意

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評者:樋口大輔(松本歯科大学歯科補綴学講座)

 1990年代よりこれまで,国内では約200種類(日本歯科インプラント器材協議会加盟企業32社の取り扱いとして)の骨内インプラントが発売されてきた.今回は,これら多くのインプラントシステムのなかから,臨床家が日々の臨床で経験する可能性が高い26社のインプラントシステムを日本口腔インプラント学会が監修して紹介している.
 まず巻頭特集としては,サブタイトルにあるように「臨床医が知っておくべきインプラント-アバットメントコネクションの知識」と題して,松崎達哉先生,鮎川保則先生(九大)が,近年複雑化している接続形態の特徴について,マイクロギャップと辺縁骨吸収との関係に注目しながら解説している.とくにインターナルコネクションのインプラントシステムでは,印象採得や連結冠の装着で難儀することを経験するが,この対処法についても触れており,大変参考になる.
 なお,このインプラント-アバットメントコネクションについては,2022年1月に行われた第115回歯科医師国家試験にも出題された.基本的ではあるが,辺縁骨の吸収など,予後にも影響するため,若手歯科医師に限らず,多くの臨床家に重要な内容といえよう.
 つぎに26社のインプラントシステムのそれぞれの特徴を基本構造から臨床例までを提示し, 紹介している.近年,デジタル技術のインプラント治療への応用は急速に進んでおり,ガイデッドサージェリーや光学印象が広く行われるようになってきた.そこで本書では,各インプラントシステムにおけるガイデッドサージェリーや光学印象への対応状況を参照することができる.
 さらに,巻末には本書に掲載された製品の薬事承認番号一覧が添付されており,この情報をもとに,添付文章を参照することが可能である.
 具体的には,PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)のホームページ(https://www.pmda.go.jp/search_index.html)から医療機器検索をクリックし,そしてここに本書に掲載されている承認番号を入力すると, 添付文書が簡単にダウンロードできる.いうまでもなく,この添付文章にはメーカー指定の使用方法や使用上の注意なども記載されていることから,各メーカーに問い合わせることなく,自ら調べることも可能である.
 インプラントYEARBOOKは2002の発刊以来,本書“2022”は節目の20冊目(2004-2005は合併号)であり,日本口腔インプラント学会が監修として携わるようになって3冊目となった.インプラントの進歩は日進月歩であり,これらに対応するためには,日々の精進だけでなく,つねに新しい知識をアップデートする必要がある.
 2022年現在のインプラントシステムを理解するため,ぜひこの1冊を 手にとっていただきたい.

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