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急患率

【読み】
きゅうかんりつ
【英語】
the rate of emergency room visits
【書籍】
歯科医院経営実践マニュアル『勝ち組歯科医院経営55のポイント』
【ページ】
65

キーワード解説

医療機関である以上、歯科医院といえども急患は避けられない。しかし、急患率が低すぎても、高すぎても歯科医院にとっては問題がある。一般的な歯科医院では、急患率が5~15%で推移している。急患率が5%を下回っている場合は、地域での知名度が低いという要因が考えられ、口腔内に問題があったときに、患者の選択肢に入っていないことを意味する。自医院の特長をアピールし、早急に認知してもらう対策が必要。逆に、急患率が15%を超えている場合は、予約に対する患者の意識が低いケースや、医院に対するロイヤリティ(忠誠心)が低いケースがある。「あの歯科医院なら、予約をしなくても診療してくれるから大丈夫」といった「都合の良い歯科医院」という位置づけになっている危険性がある。予約制のメリット(質の高い治療・サービスが受けられるなど)をアピールすべきである。