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メラビアンの法則

【読み】
めらびあんのほうそく
【英語】
stretched interpretation of the Rule by Albert Mehrabian
【書籍】
歯科医院経営実践マニュアル『勝ち組歯科医院経営55のポイント』
【ページ】
138

キーワード解説

メラビアンの法則とは、米国の心理学者アルバート・メラビアン博士が唱えた「話し手が聞き手に与える印象」に関する法則。コミュニケーションにおいて、聞き手は話し手がどのような内容の話をするかということ以上に、表情・態度・話し方・声のトーンを重要視していて、視覚情報(表情・服装など)55%、聴覚情報(話し方など)38%のウエイトをもっているのに、言語情報(話の内容)はたった7%のウエイトしかないという。人間は感情の動物。患者に適切な理論で、いくら論理的に説明したとしても、暗い表情・強張った表情・横柄な態度であったりすると、マイナスの印象を与えてしまう。ここに、歯科医院における笑顔の重要性がある。人間は相手が笑顔なら自然に笑顔になれるし、相手が厳しい表情なら同じように厳しい表情になるもの。患者満足を追求するにあたっては「笑顔のある医院」であることが欠かせない。