外発的動機づけ
- 【読み】
- がいはつてきどうきづけ
- 【英語】
- extrinsic motivation
- 【書籍】
- 歯科医院経営実践マニュアル『スタッフの早期戦力化とやる気を高めるコーチング技法』
- 【ページ】
- 86
キーワード解説
外発的動機づけとは、外から与えられている報酬を得たいがために行動することをいう。たとえば「お小づかいをあげるから買い物に行ってくれない？」といわれたとき、「買い物に行くのはイヤだけど、お小づかいがもらえるのなら行ってもよい」と思い、実際に買い物に行くことにしたとする。ここで「買い物に行く」行動を起こしたわけだが、それはお小づかいをもらう（報酬を得る）ことを目的としている。ちなみに、外から与えられる報酬のことを「外発的報酬」という。外発的報酬には正と負の２つの報酬がある。前者は褒美・賞金・昇給・昇格など、手に入れると自分にとってプラスになるものであり、後者は罰・減給・降格など、自分にとってマイナスになるものである。外発的動機づけは、スタッフにすぐに学習させるためには効果的だが、外発的な刺激がなくなると、学習に対する熱意が低下する特徴がある。