VTP(Visual Treatment Planning)
- 【読み】
- ぶいてぃーぴー(びじゅあるとぅりーとぅめんとぷらにんぐ)
- 【英語】
- VTP(Visual Treatment Planning)
- 【書籍】
- 臨床家のための矯正YEAR BOOK’07
キーワード解説
正・側面セファログラムのトレーシング上で Ricketts R M の短期、長期の成長予測法に基づき、図形として描いた予知性のある治療目標をVTP(Visual Treatment Planning)、またはVTO(Visual Treatment Objectives) という。I級、II級不正咬合の治療において下顎骨を後方回転させず、オトガイ部を維持すること、すなわちチンコントロールを重視する立場から、フェイシャルアキシス(Facial axis)を変化させないVTPを作成することにより簡略化を図る。これをMVTP(患者管理用VTP)と称する。ただしMVTPでは治療目標の個別化の段階で、下顎骨の回転の是非については状況に応じた検討が必要である。