自費診療のための初診カウンセリング
- 【読み】
- じひしんりょうのためのしょしんかうんせりんぐ
- 【書籍】
- 歯科医院経営実践マニュアル『あなたの歯科医院を90日で成功させる』
- 【ページ】
- 116
キーワード解説
自費診療を行うにあたって大切なのは患者さんとの信頼関係を築くこと。そこで診療のはじめに「初診カウンセリング」を行う。カウンセリングの最大の目的は、患者さんの話をじっくり聞き、不安を取り除くこと。具体的には、歯の病気などの悩みを聞き、「大変でしたね」や「それはお困りでしたね」などの共感を示し、さらに潜在しているあらゆる要望を聞く。時間や患者さんの状況に余裕があれば、ケアへの動機づけを行う。実際にトラブルに苦しんでいるこの瞬間が、もっともケアへの動機が高いので、ケア移行の成功率は高い。同時に担当する歯科医師の紹介も行う。顔合わせをすることで、信頼感が芽生え、その後も自費治療やケアへの導入がしやすくなる。