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CT画像による下顎骨形態の分類(cross-sectional)

【読み】
しーてぃーがぞうによるかがくこつけいたいのぶんるい(くろすせくしょなる)
【英語】
The classification of the lower jawbone form by CT(cross-sectional)
【書籍】
バーティカルボーンオグメンテーション
【ページ】
32

キーワード解説

下顎骨はCT cross-sectional画像の解析により5つの形態に分類される。
1. N(Normal)の標準型:骨の吸収が少なく、健全な天然歯が存在していた状態とほぼ変化のない顎堤。
2. B(Buccal Defect)の頬側骨欠損型:歯周炎や外傷で抜歯前に頬側の骨吸収を伴った顎堤。
3. L(Lingual Defect)の舌側骨欠損型:歯周炎や外傷で抜歯前に舌側の骨吸収を伴った顎堤。
4. T(Thin Defect)の頬舌側骨欠損型:頬舌両方とも吸収した状態で抜歯を行い、歯槽頂が細くナイフエッジ状となった顎堤。
5. V(Vertical Defect)の垂直的骨欠損型:根尖に病変が波及し頬舌にも近遠心にも骨が吸収して垂直的な骨の回復は望めない歯槽頂から下顎管までの距離が近接する顎堤。