矯正用ミニインプラント

【読み】

きょうせいようみにいんぷらんと

【英語】

orthodontic mini-implant

【書籍】

ザ・クインテッセンス 2012年９月号

【ページ】

211

キーワード解説

矯正治療時、歯の移動のサポートや負荷された矯正力の反作用に抵抗する骨維持の固定装置（ミニインプラント、ミニスクリュー、インプラントアンカー）。埋入と除去の簡便性、低い侵襲性、そして比較的低コストであることから、矯正用ミニインプラントは歯性または骨格性の不正咬合に対する治療の選択肢を拡大させている。現時点での矯正用ミニインプラントの最大の欠点は予測不可能な臨床的成功率といわれている。その脱落率は10％未満から30％を超える範囲に及んでいるという。