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情動の分化

【読み】
じょうどうのぶんか
【書籍】
新装版 子どもの歯に強くなる本
【ページ】
91

キーワード解説

情動は生後2~3か月から空腹時など不快に対し泣く、快に対して微笑するなど分化がみられる。生後6か月になると興奮のほかに快、不快に情動が分化し、3歳になると喜怒哀楽の感情を率直に表現するようになり、年齢が進むにつれてさらに分化する。また小児の情動は短時間で劇的に変化する。Bridgesは情動の発達を図に示し、情動の種類が出生直後の興奮から神経系の発達とともに急速に分化し、5歳ぐらいまでにすでに成人にみられる情動の主要な形態が現れるとしている。