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LEDキュアマスター

【読み】
えるいーでぃーきゅあますたー
【英語】
LED CURE Master
【書籍】
QDT Art & Practice 2014年5月号
【ページ】
116

キーワード解説

LED光源を採用した技工用の光重合器(デンケン,山本貴金属地金)。これまで、チェアサイドではLEDを光源とする光重合器が主流になっていたものの、ラボサイドでは光源からレジンまでの距離やカバーしなければならない波長の幅の関係から、ハロゲンランプやHID系(水銀・キセノン・メタルハライド)の光重合器が主流であった。LEDキュアマスターは、40個のLEDを装備し、うち8個を400nm以下の紫色LEDにすることでこれらの問題を解決している(有効波長:375~495nm)。LED光源を採用するメリットとしては、消費電力の軽減、ランニングコストの低下、重合時間の短縮などが挙げられる。