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歯周治療初期における抜歯の判断基準

【読み】:ししゅうちりょうしょきにおけるばっしのはんだんきじゅん
【英語】:standard of extraction of a tooth in the early treatment of periodontal
【書籍】: 別冊 天然歯 vs.インプラント
【ページ】:72

キーワード解説:

日本歯周病学会が2008年に提示した歯周病罹患歯の抜歯基準のガイドライン。以下の4項目からなり、治療計画時において絶対的に抜歯が必要な予後不良歯を判断する基準となる。
(1)過度の動揺により痛くて咬めない結果、対症療法を行っても、回避性咀嚼を行ってしまう場合
(2)十分なデブライドメントができない、あるいは暫間固定ができないほど進行した歯周炎
(3)治療中頻繁に急性腫瘍が生じ、広範囲な歯周組織の破壊の原因となる可能性がある場合
(4)どのような治療計画を立案した時にも、当該歯の利用価値が見出せない場合