キーワード
キーワード解説:
1995年に行田が提唱した歯冠部の立ち上がり形態(エマージェンスプロファイル)。天然歯の上顎前歯部においてサブジンジバルカントゥアを張りださない、いわゆるレスカントゥアを付与することが審美修復の長期安定という点から有利であるとしている。このレスカントゥアの応用は辺縁歯肉の厚みを増すことに寄与し、ひいては歯槽上線維装置の安定にもつながるというもの。クラウンのカントゥアが「S」字に似たものとなることから名付けられている。当時、行田はgull wing(カモメの羽)形態とも称していた。