Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2015年3月22日

from NAGASAKI第3回総会開催

「チームアプローチ」をテーマに

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる3月22日(日)、日本歯科大学九段ホール(東京都)にて、from NAGASAKI(大多良俊光主宰)の第3回総会が「チームアプローチ」をテーマに開催された。

 インプラント補綴、歯科のヘルスケアマネジメント、審美修復、CADCAMなど、多岐にわたる明日の臨床に行かせるトピックについて各団体の垣根を越えて情報交換するのを目的とした若手主体のスタディグループであるfrom NAGASAKI。本総会でも、多岐にわたるトピックについて、蓮見 愛氏(歯科衛生士・杉山歯科医院)、中野忠彦氏(東京都開業)、千早洋嗣氏(東京都開業)、沼澤秀之氏(東京都開業)、藤波 淳氏(神奈川県開業)ら15名の演者が登壇した。

 なかでも注目を集めた「the direct bond restoration」と題した八木洋二郎氏(東京都勤務)の講演では、ドロップコーンテクニックを紹介。ドロップコーンテクニックとは、歯質の欠損部位に咬頭、辺縁隆線、隆線の順に、フロアブルレジンを少しずつ直接盛っていく技法である。非吸水性のボンディング材「Gボンドプラス」を用いることで、歯質とCRの境界線につく褐線が目立たなくなり、フロアブルレジンを用いることで、隙間なく充填できるので気泡が入らないため、審美的で堅牢な修復が行えるという。非適応症は、歯肉縁下深いところ、防湿が難しい部位で、歯質の欠損の大きさは影響がないと思われる、と述べた。