Web限定 2025年5月5日掲載 第5回 スポーツトレーナーはなぜ足元から身体を調整する?! それ、かくれ顎関節症かも 口を開けられない患者さんへの対応法 後で読む 第5回 スポーツトレーナーはなぜ足元から身体を調整する?!顎関節症は器質的疾患ではなく、機能性疾患?! これまでの連載で、かくれ顎関節症の基本的な考え方について理解いただけたと思う。第5回からは、かくれ顎関節症への対応の実際について解説する。 「かくれ顎関節症」への対応には、運動器の考え方を理解する必要がある。顎関節症は基本的に咀嚼筋、顎関節など運動器の機能障害によって起こる。運動器とは基本的に、「筋肉・骨・関節から構成され、脳からの指令により制御される機関であり、生活機能を作り出す器官」... 島田 淳 しまだ・あつし 東京都開業/日本大学歯学部附属病院臨床教授 1987年、日本大学歯学部卒業。1991年、日本大学大学院歯学研究科修了(補綴学専攻)。1995年、日本大学助手(補綴学教室)。1999年、東京歯科大学講師(スポーツ歯学研究室)。2005年、医療法人社団グリーンデンタルクリニック理事長。2017年、神奈川歯科大学臨床教授(包括的咬合機能回復外来)。2025年4月より日本大学歯学部附属病院臨床教授。※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。