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2009年3月19日

2009 iaaid-Asia第2回学術大会・総会開催

国際色豊かな参加者で盛況となる

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 さる3月19日(木)、20日(金)の両日、東京歯科大学水道橋校舎血脇記念ホールにて、2009 iaaid-Asia(国際先進学際歯科学会アジア部会、佐藤貞雄学会長) 第2回学術大会・総会(鈴木光雄大会長、東京都開業)が「咬合治療の予知性と長期安定性の追求」をテーマに開催された。

 今大会では、海外よりProf. Siegfried Kulmer(オーストリア・元インスブルック大)を招聘して特別講演「咬合治療および長期安定性について」、招待講演「治療咬合 そのとらえ方と考え方(寺西邦彦氏、東京都開業)、「ブラキシズムに対応できるか」(押見 一氏、東京都開業)、「固定性補綴物における新しい材料と歯周組織に対する配慮 接着の観点から」(Dr. Nazzreno Bassetti、イタリア開業)の3題、大会長講演「長期症例の安定化について」1題、シンポジウム「咬合の安定に関わる要因」1題、一般口演12題、ポスターセッション9題が披露され、第2回目を迎えて、早くも他の学会の学術大会と同じような規模での催しが展開可能となった。

 佐藤貞雄学会長(神歯大教授)が牽引する「シークエンシャル咬合」に限らず、多くの咬合理論を同じ壇上にあげて知識を共有し、基本的な考え方の融合を求めて始まった本学会であるが、発会当初に比べるとだいぶフレキシブルな内容が披露されるようになってきており、新たな学会参加者を加えてますます盛会となった。また、アジア以外のドイツ、イタリア、チリ、コロンビアなどからの参加者も見受けられ、学会の名称どおり国際色豊かな大会となった。