日本学校歯科医会、令和7年新執行部記者会見を開催

　さる6月26日（木）、歯科医師会館において、日本学校歯科医会（以下、日学歯、柘植紳平会長）による令和7年新執行部記者会見が開催された。

　冒頭、柘植氏より挨拶が行われ、再選決定の発表とともに柘植執行部1期目が総括された。特に学校歯科保健功労内閣総理大臣表彰の設立（文部科学大臣賞受賞校を対象に、受賞後の活動の継続性・定着度・同僚校への伝播などすぐれた実績を上げている学校を表彰する制度）と「経済財政運営と改革の基本方針」に2024年、2025年と2年連続で「歯科保健教育」という文言が収載されたことを強調し、「目の前の課題は非常に多いながらも着実に課題の解消に向けて進めてきた」と振り返った。

　続いて、学校歯科健診について、文部科学省が管轄する学校などにおいても日学歯の定めた基準に則っていないケースが散見される実態を受けて、「学校歯科医生涯研修制度」の見直しと周知を図るため、動画の作成（日学歯公式youtubeチャンネルにて配信中）、基礎研修についてはeラーニングの導入を検討するといった事業計画が示された。また、6月末より日学歯のホームページのリニューアルが実施され、7月1日には移行が完了する予定（レスポンシブWebデザイン対応）とのことである。なお、本執行部の任期は、令和7年6月18日より令和9年6月開催の定時代議員会終結時までである。以下に、新役員と所属を示す（敬称略）

【会長】
柘植紳平（岐阜県歯科医師会）
【副会長】
長沼善美（東京都学校歯科医会）
山田　尚（札幌歯科医師会）
今井健二（京都府歯科医師会）
【専務理事】
苗代　明（埼玉県歯科医師会）
【常務理事】
竹内純子（静岡県歯科医師会）
吉岡弘二（愛知県歯科医師会）
水谷成彦（大阪府学校歯科医会）
鶴屋誠人（茨城県歯科医師会）
有松美紀子（新潟県歯科医師会）
荒井孝仁（岐阜県歯科医師会）
【理事】
岩永正憲（長崎県歯科医師会）
前島真紀子（広島県歯科医師会）
【外部理事】
土岐志麻（青森県歯科医師会）
野沢浩道（栃木県歯科医師会）
山室直子（東京都学校歯科医会）
夫馬吉啓（愛知県歯科医師会）
藤島輝幸（大阪府学校歯科医会）
内田朋良（島根県歯科医師会）
野間隆文（宮崎県歯科医師会）
【外部監事】
酒井克典（東京都学校歯科医会）
上田直克（大阪府学校歯科医会）
【監事】
平瀬久義（福岡県学校歯科医会）