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2007年12月5日

国民医療推進協議会 国民医療を守る決起大会を開催

40団体の医療関係者2,300名以上が参集

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 さる12月5日(水)、ホテルニューオータニ(東京都)にて国民医療を守る決起大会(国民医療推進協議会主催、東京都医師会協力)が開催され、全国各地より2,300名以上もの医療関係者が参集した。
 冒頭の挨拶のなかで、唐澤★人氏[★=示へんに羊](国民医療推進協議会会長)は「医療はもはや崩壊の兆しを見せはじめている。このような事態を打開するためには国民の目線にたった政策転換こそがもっとも重要であると考えている。わが国の国力、経済力に見合った医療財源を確保し、少子高齢化社会に備えるためにも地域の医療提供体制を充実させなければならない」と訴えた。
 来賓挨拶のなかで鈴木俊一氏(衆議院議員)は、「国民皆保険制度はわが国の長寿化をもたらした力である。その医療制度を崩壊させないためにも、現在、自民党衆参議員に診療報酬のプラス改定への賛同を求める署名運動を行っている」と述べた。決意表明では各団体代表が挨拶を行うなか、大久保満男氏(日本歯科医師会会長)は「次期診療報酬プラス改定によって、国民に安心して医療を提供できる体制をつくっていかなければならない」と述べた。
 その後、「地域医療を守る医療費の確保」「医師・看護職等の不足の解消」などを求める決議が採択され、本大会は成功裏に幕を閉じた。